会員の皆様へ

8月から9月は1年度最も暑さが厳しくなり、特に熱中症の危険が高まる季節です。

会員の皆様におかれましても、次の3点に注意して熱中症を予防していただきたいと思います。

1 暑さを避ける工夫をする

屋内ではエアコンを使用する、屋外では日傘や帽子を着用し、日陰で休息をこまめに取るなどの工夫をしましょう。

特に屋外で仕事をする方は、あらかじめ休憩場所や小休止の時間を設定し、適宜給水をするなどの熱中症対策を忘れずにしましょう。

 

2 こまめに水分補給をする

のどが渇く前の水分補給が重要です。のどの渇きに気づいたときには、すでに水分不足になっている場合もあるため、こまめに給水をすることで熱中症対策をしましょう。

作業や運動の際など、大量に汗をかいたときは、水分と一緒に塩分補給もすると良いです。熱中症対策の飴をなめる、スポーツドリンクを飲むなど、対策を行いましょう。

また、市販の経口補水液は体内に吸収されやすいため、軽度から中度の脱水状態の際に効果を発揮します。

 

3 暑さに負けない体づくりをする

食事については、バランスのいい食事や朝ご飯を含めて1日3食しっかりととることが重要です。

運動については、コロナウイルス感染症に注意したうえで、屋内や密にならない場所でできる体操・ウォーキングなどの運動がお勧めです。

 

屋外・屋内問わず、暑い場所でめまい、立ち眩みや発汗、頭痛、吐き気やだるさなどを感じたときには、涼しい場所に移動し、すぐに体を冷やして休むようにしてください。重症になると意識が無くなってしまうこともあります。周りにそのような人がいたら、迷わず救急車を呼びましょう。

熱中症対策グッズはホームセンターや薬局、スーパーやコンビニなど取り扱う場所が増えています。利用することで熱中症の危険を避けることが可能です。

環境省・気象庁では、令和2年7月1日から10月28日までの期間、熱中症警戒アラートを試験的に発信しています。神奈川県を含む関東甲信地方でも、所定の暑さ指数という形で熱中症の危険性を確認できます。外出の判断材料としてご利用ください。